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笑顔と輝きを取り戻した
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妊娠悪阻 前橋市 Aさん 30代女性

妊娠9週目ぐらいからつわりがひどくなり、毎日吐き、めまいも発症したので

病院に受診したところ「妊娠悪阻」と言われました。

 

先生は「妊娠中症状がずっと続くかもしれない」と言われ、それからは

食べられず吐いてばかりいたので栄養状態も著しく悪く入院となりました。

その後もあまり症状の変化も見られなかったのですが一時退院となり

生きている事が辛く絶望的な状況でしたが見舞いに来てくれた友人から

エクラムさんを紹介され、藁にもすがる思いで受診を決めました。

 

実は鍼による治療には疑いの気持ちがあり、それは私の職業も看護師なので

半信半疑な心境ではありましたが、問診から東洋医学の説明、私の身体の特徴と症状の東洋医学的考察など

とても素晴らしくこの先生に任せてみたいと希望を持てました。

 

週2回ペースの受診で初回から身体がポカポカし、スッキリ感がでてきて

2週目には吐く事も無くなり、3週目にはめまいとつわりもほぼ無くなり

白米が炊けるニオイも大丈夫になり、魚を焼くニオイだけが多少気になる程度になりました。

 

安定期を迎える頃にはほぼ無症状になったので、友人の結婚式まで参加でき

式の食事まで一つ残さず食べて帰ってこられました。

 

先生には本当に感謝しております。

 

調子の悪い妊婦さんは西洋医学だけでなく

信頼のおける東洋医学の先生にも受診を強くおすすめします。

症状を診るだけではなく、その患者さんをしっかりと診てくれます。

産後ケアでも先生にはお世話になるつもりでいます。

 

今後とも宜しくお願いします。

 

 

(担当の施術者より)

 

Aさん、患者さんの声の投稿ありがとうございます。

Aさんは病院勤務の医療従事者。

来院の際には憔悴し、やつれた表情と鍼治療に対しての懐疑的な様子が印象的でした。

 

しかしさすがは医療従事者。

 

Aさんのカラダに照らした東洋医学的考察と妊娠悪阻の説明をはじめた途端

表情が変わり、質問が増え、鍼治療に前向きな姿勢になっていきました。

 

今思えば、これまでAさんは医療機関にて明確な答えを求めて不安で辛い日々を過ごされていたのではないでしょうか。

やはり症状の寛解も大事ですが、納得のいく今後を照らす事が患者さんにとっては大切な事なんですよね。

 

いざ治療を開始してからは彼女の投稿通り順調に回復していき

電車での外出まで出来るようになりました。

 

ここでAさんの妊娠悪阻とその原因について東洋医学的見解を共有致します。

 

・妊娠悪阻とは

食べ物も水も口に出来ず、体重の急激減少、トイレの回数も極端に減った状態。

つわりの中でも最も重症にランク付けされ、全妊婦中の0.5%で発症します。

 

・Aさんにおける東洋医学的見解

 

「肝脾不和」

 

◯Aさんの特徴

怒りっぽく、イライラや落ち込みやすい

ひどい生理痛

調子悪くなるとゲップと生あくびが目立つ

口の中が苦く感じる

など

「肝」「脾」に問題ある特徴があり、妊娠に伴いより気の停滞が生じ

停滞した気は上逆し「ゲップからつわり」へと変化していったと考察します。

 

しかし私は妊娠悪阻までひどい状況になるものは単にカラダの特徴問題だけで生じたのではないと考えます。

 

妊娠は様々なものが影響します。

 

実はAさんは家庭に問題を抱えており、非常にストレスを溜めこみやすい性格もあり、とても「愚痴」が多かったんです。

そのAさんに鍼治療以外で行った事が

 

「心を捌くこと」

 

個人情報もあるので詳細は控えますが

 

「変えられるものと、変えられないものの分別」の整理をさせました。

 

その事で答えが出ないものに気を取られなくなり、ストレスの上積みがかなり減ってきました。

 

鍼で根本原因を治療する事はとても重要ですが

患者さんと向き合い症状の悪化を招く事にストップをかける事も必要です。

 

「性格は変えられないが考え方は変えられる」

 

Aさんは体調がすこぶる悪い中、考え方を変える事に成功し、充実したマタニティライフを手にする事が出来ました。

 

エクラムでは患者さんと向き合う事を大切に考える治療院です。

本当に困っている人の希望になれるよう診療に向き合っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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