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この度院長がコラムを始めました〜逆子編〜
「上下のアンバランス」
東洋医学における逆子の原因とは母体における上下のバランス失調と考えられています。
上下のバランス失調とは
いわゆる冷え・のぼせという真逆の症状が上下に発生している状態。
要するに足が冷えて、頭に血が上がった状態。
健康な状態を東洋医学的に定義すると
足は温かく頭は涼やか。
つまり逆子とはママのカラダが妊娠において不健康状態にあるといえます。
不健康状態(逆子)を招く理由としては様々ありますが
当院で多いのが
1)職場、生活環境におけるストレス
2)肩コリ、頭痛、足の冷えや不妊などママのカラダがそもそも、上下のアンバランス体質
以前、当院の鍼治療で妊娠された方が毎回妊娠する事に逆子になり、その度に逆子治療をしておりました。
この方の性格は一言で神経質。
相手に気を遣いすぎて寝込むこともしばしば。
旦那さんはというと白衣をまとい、大変気を遣われる仕事をしておりせっかちでやや神経質。
(あれ?)
以前は夫婦で一緒に仕事をしていた時期もあり
(あれ?あれ??)
旦那さんに対しイライラすることも多かったそうです。
(・・・・)
その際に現れる症状が肩コリ、頭痛、手足の冷え。
妊娠中もつわりや肩コリ、頭痛に悩まされその度に鍼で改善。
こんなことを繰り返していたら今回のテーマ「逆子」を発症。
前途にあるよう、この方は上下のアンバランス体質であり
ストレスを感じやすい体質。
ストレスを感じイライラすることで気が突き上げやすくなり
頭に血が上った状態へ。
またお腹の赤ちゃんはママと一心同体。
ママの精神状態がとても伝わりやすく育んでいるお腹の環境も
赤ちゃんにとって窮屈なものへと変わります。
そして上下のバランス失調によって赤ちゃんは
ママの体内環境を真似てひっくり返る。
そう、赤ちゃんはママの真似をしたがるんです。
言い換えれば赤ちゃんはママの不健康状態や窮屈な環境を
逆子という形で教えてくれています。
「上下のアンバランス」
この言葉通り、逆子に特化した穴(ツボ)はありません。
大切なことはママの体質を知ることと、カラダの環境改善。
それが赤ちゃんのためになると考えています。
そのため治療方法は皆異なります。
赤ちゃんにとって居心地の良い環境にすること。
その延長線上に赤ちゃんが自然と正常な位置に戻ってくるためのお手伝い。
それが私の考える「逆子」治療です。
友情出演 妻
- 2025.04.26