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印象に残っている患者さんの話(井原)
こんにちは、今回は井原が担当させていただきます。
先日、スタッフ同士で「今までで印象に残っている患者さんって誰かいる?」という話になりました。
その場にいたのは先生や奥さんを含めた4人ほどでしたが、それぞれがそれぞれの理由で患者さんの名前を挙げていました。
仕事中に助けてくれた方ですとか、長年通われていたのに突然来院されなくなった方が今はどうしているだろうですとか
先生は患者として通っていた時の私や私の妹の名前を挙げたりして、半ば思い出話のようで。
話を聞きながら、うちのスタッフはみんな心で患者さんと向き合っているんだなと感じて「ああ、ここには入れてよかったな」と思いました。
私の場合、現在鍼治療を受けている女性の患者さんの顔が思い浮かびました。
私は特に4月からeclamでお世話になっているので、今まで関わってきた全ての患者さんがコロナ禍にも関わらず、当院を選んで来てくださっている大事な方々です。
仕事に不慣れなためにご迷惑をおかけし、不快な思いをさせてしまうことも多い中、先生の治療を受けて症状が軽くなったからと、何もしていない私にまで感謝してくださる方もいらっしゃいました。
そんな中で、1人鍼が怖くて鍼治療を受ける勇気が出ないという方がいらっしゃいました。
もともと手技の治療を受けられていたのですが、鍼をした方がもっとよくなるのではと先生から提案されたものの、鍼が怖いということでその後も何度か鍼はせず、手技の治療に通われているという状態でした。
先生の鍼治療を受けたことのある方はご存知かと思いますが、全然痛くないんです。それにTVでよく見られるような1度に10本も20本も刺すようなこともありません。
受けたら絶対楽になるのにもったいないな、と思いその方に「私も鍼治療を受けていた患者で…」とお話しをさせていただいたところ、決心がついたとのことで鍼治療を受けられました。
初めて受けられたその日の帰り、「すっごく楽になりました。お姉さんの後押しがあったおかげです、ありがとうございます。」と声をかけてくださいました。
私は患者さんのために何かできているんだろうかとモヤモヤしている時の出来事だったこともあり、初めて患者さんの助けになれたと実感できて、ものすごく嬉しかったです。
治療家としてはもちろんeclamのスタッフとしてもまだまだですが、こうした小さなことから積み上げていって日々成長していけたらと思います。
あまりまとまりのない文で申し訳ありませんが今回はこの辺で。
- 2020.10.10