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東洋のススメ 子供の鍼(小児鍼)その1

 

皆さん、ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 

エクラム鍼灸接骨院の院長 中村です。

 

今回は東洋医学から、子供に対する鍼治療(小児鍼)について

 

お伝えしていこうと思います。

 

 

 

現在当院でも鍼の治療を受けている子供さんの数が多く、1日に10人以上

 

治療を受けられている日もあるぐらいです。

 

 

 

 

「子供に対して鍼?」

 

 

 

 

皆さん一様にこのようなリアクションになりますよね。

 

しかし関西ではよく知られる治療法の一つで

 

 

 

「薬の必要がない」

「副作用といった心配もない」

「そもそも刺さないから安心、安全」

「そして痛くない」

 

 

 

といった感じで子供にとっては結構メリットあるんです。

 

 

「小児鍼」という言葉に耳慣れない方も多いとは思いますが

 

その歴史は大正から昭和初期にかけて大阪を中心に広がり、現在も関西では

 

「小児鍼」として広く周知されています。

 

 

それではどういった子供たちに治療しているのか、具体的にお伝えしていきます。

 

 

 

1)小児鍼の適応年齢

 

乳幼児(2ヶ月)〜小学校高学年(5年生)

 

 

 

 

 

まず、そもそもの大前提としてこの小児鍼は

 

 

 

 

「刺しません」

 

 

 

 

古代鍼という専門の鍼を接触、触れることを基本としています。

 

 

 

 

なぜ刺さないのか・・・・・

 

 

 

 

子供の皮膚は柔らかく、感覚が過敏なため触れるのみで

 

十分効果を得られるだけの治療になるのです。

 

 

当院で鍼治療されている方々はご存知かと思いますが、身体の「気」を動かす事により

 

弱っているところを補い、悪いところを動かし代謝させる。

 

簡単にいうとそんな感じで治療しています。

 

だから足の冷えが強く、婦人科疾患を患っている大人の女性は弱りが出ている下焦(下半身)

 

に「気」を集めるという治療ケースが多いのですが、鍼をしてわずか10分で

 

下半身が温まり生理痛や子宮内膜症が改善される事はよく起こる現象です。

 

 

子供も同様で、例えば乳児の吐きもどし。

 

しゃっくりが併発することも珍しくないのですが、脾胃の弱り

 

(先天的に胃腸が弱い)や「気」の高ぶりが原因となるのですが小児鍼によって

 

治療後まもなくしゃっくりがなくなり、吐きもどしもなくなります。

 

 

 

 

皆さん驚かれます。

 

 

 

 

 

また今年はコロナの影響で来院される子供が多かったのですが

 

「イライラ」

 

「頭痛」

 

「チック症状」

 

「湿疹」

 

などの症状が目立っていましたが、これも高ぶった「気」を整えるだけで保護者は一様に

 

「家に帰ったらすごく落ち着いていたのでびっくりしました」

 

「翌朝の寝起きが良く、朝ごはんもしっかり食べてくれた」

 

「兄弟ケンカがなくなり家が静かになった」

 

などのお言葉をいただきました。

 

 

 

私見ですが、乳幼児や小児だからこそ起こってる現象に着目するのではなく

 

その本質にフォーカスすべきなのではないかと。

 

長年付き合っていく体の特徴を知ることは本人のみならず保護者も

 

知りうるべきことではないかと思うのです。

 

 

 

その理由としてお子さんを宿してお腹で育む期間の母体というのは

 

お子さんの体質や特徴などを決定づける重要な期間であるからです。

 

私も胎盤で繋がる神秘というものを毎回感じています。

 

妊娠中当院で鍼治療されたお母さんたちはその後の子育てにおいて夜泣き、アトピー、便秘など

 

発生することなく一様に育てるのが楽だとおっしゃいます。

 

 

 

 

東洋医学というフィルターを使って「病」の本質を知り、安心安全で痛くない治療を

 

大切なお子さん達にいかがでしょうか?

 

我々は結果と子供達の笑顔でお応えしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.10.19

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